今月のワクドキInterview Vol.20

藤井 美菜

韓国のドラマの面白さが、私の人生を変えたと思います。
ドラマは心を動かす素敵なパワーがあります!!

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藤井 美菜(ふじい みな)
1988年、新潟県出身。高校進学後、芸能活動をスタートし、06年公開の『シムソンズ』で映画デビュー。12年からは本格的に韓国での活動を開始。日本と韓国で数々のドラマ・映画に出演、またその他CMなどにも出演。近年の出演作は、ドラマ「ジャガイモ星2013QR3」(13・韓国)、「ママとパパが生きる理由。」(14・日本)、「闇の伴走者」(15・日本)、「ドクター捜査官~医療事故の闇を暴け~」(16・日本)。映画『MONSTERZ モンスターズ』(14・日本)、『女子一ズ』(14・日本)、『猟奇的な2番目の彼女』(16・韓国)、『デスノート Light up the NEW world』(16・日本)、『しゃぼん玉』(17春公開予定・日本)。

2016年11月21日(月)~24日(木)に、福岡市で開催された「第11回アジアドラマカンファレンス」の授賞式で、日本で唯一受賞となった俳優の藤井美菜さん。今回、日韓両国で活躍する藤井さんに話をお伺いしました。

―今回、アジアドラマカンファレンス受賞、おめでとうございます。

ありがとうございます。日韓両国で活動しているので、今回お声をかけていただけたのだと思います。そもそも私が韓国で活動するキッカケとなったのが、10年前にドラマ「冬のソナタ」にハマったことで韓国語を習おうと、大学の第二外国語で韓国語を選んだのが、本当に一番始めのキッカケだったと思います。韓国ドラマの面白さが、自分の人生を変えたのかもしれません。今回、このように表彰していただいたということが、すごく不思議でもあり、光栄なことだと思います。

―9月には韓国で「ソウルドラマアワード2016」でも賞を受賞しており、韓国でも注目されている藤井さんですが、韓国での活動はいかがですか?

頑張っています。4年前から韓国で活動しており、日本で韓国語を勉強していた頃は、ちょっと喋れるようになったかもと思っていましが、実際に韓国で仕事をしてみると“生きている韓国語”というか、実際に皆さんが使っている韓国語が違っているものがあり、あの頃は本当に泣いたりしていました。でも皆さんに助けられ、ここまで成長できたと思います。実は結構人見知りだった部分があったんです。韓国で仕事を始めた頃は、まだ自分の気持ちをうまく伝えることが出来なくて、言葉に頼らずに感謝の気持ちをどうやって伝えようと考えている内に、コミュニケーションをとる楽しさが分かりました。自分自身の心が広がったというか、視野が広がったというか、色んな意味で感謝しています。

―4年間、韓国で活動されてみて、日本との違いに戸惑ったことは?

日本では感情をストレートに表現せず曖昧にすることって多いと思いますが、韓国はしっかり伝えるという文化があると思います。例えば、肌が調子悪い時に日本では、言わずに見ないふりをすることが多いと思いますが、韓国だと「調子悪じゃん、どうしたの?」ってストレートに言われて、始めの時は“ドキっ”としていました。でもそれは、心配してくれたからで「これ食べたら身体にいいよ」とか言ってくれ、距離が近づく感じがしました。今は日本の良さ、韓国の良さ、両方を楽しめるようになりました。

―韓国での活動も4年が経ちましたが、慣れましたか?

最近は泣かなくなりましたね(笑)。なんで泣いたかというと、出来ない自分がもどかしくて、伝えたい内容がうまく伝わらないし、自分に対して泣いてたことが多かったですね。

―では最後に、藤井さんが思うドラマの魅力って?

映画だと全体の台本が完成した状態で撮影して1年後に公開とかですが、ドラマはオンエアーと同時に作っていく感じです。リアルタイムで進んでいくから、時事的なことを取り入れることもできるし、視聴者の反応も分かるのがドラマですね。特に韓国ドラマは、視聴者の方の反応をみながら結末までガラリと変えることもあり、好評だったらオンエアーが長くもなったりするんですよ。そういう、瞬発的なリアルタイムの面白さっていうのがドラマにはあると思います。私も韓国ドラマのパワーで、韓国語を勉強しようとスイッチが入ったし、ドラマにはいろんな心を動かす素敵なパワーがあるんだなって思っています。

第11回アジアドラマカンファレンス

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