2017年5月号

今月のワクドキ InterviewVol.24 2017年5月号

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主演 神木隆之介×監督 大友啓史

主演 神木隆之介×監督 大友啓史

左)大友啓史(おおともけいし)
1966年生まれ、岩手県出身。97年L.A.に留学し脚本や映像演出を学んだのち、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04)、『ハゲタカ』(07)などの演出を務める。また、映画では「るろうに剣心」シリーズ、「プラチナデータ」などを監督し、その後も「秘密 THE TOP SECRET」、「ミュージアム」と立て続けに話題作を手掛ける。
中)神木隆之介(かみきりゅうのすけ)
1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。「妖怪大戦争」で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し一躍注目される。その後も「劇場版SPEC」シリーズ、「桐島、部活やめるってよ」、「バクマン。」、「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」など話題作に出演し、その他、「君の名は。」では主人公の声を務めた。公開待機作に「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。
右)ぼくのりりっくのぼうよみ
現在大学1年生の18歳。高校2年生の時、日本最大級のオーディションである『閃光ライオット』に応募、ファイナリストに選ばれる。その後才能を高く評価され一躍脚光を浴び高校3年生の時にメジャーデビューを果たした。映画前編主題歌「Be Noble」が収録される2ndアルバム「Noah’s Ark」をリリース。

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誰もが通る道、成長―。
それを孤独なプロ棋士・桐山零の闘いと愛を通して描く。
彼をめぐる人々との激しくも心温まる感動の物語。

連載10年を迎える、人気コミック『3月のライオン』が前編・後編の2部作で実写映画化!絶賛上映中の前編公開記念で来福した、主演の神木隆之介さんと大友啓史監督、そして前編の主題歌を担当したアーティスト・ぼくのりりっくのぼうよみさん(以下、ぼくりり)に、作品について伺いました。

―前編が公開しましたが、現在の心境は?
神木:正直、緊張しています。これから後編の公開もあるので、楽しみな気持ちと不安な気持ちです。前編が公開されて、全部の不安からちょっと安心できたかなって思っていますが、まだドキドキでいっぱいです。 ぼくりり:映画の主題歌を担当させていただくことが初めての経験なので、「全然雰囲気が違うよ」ってこととか言われたらどうしようって、毎日ツイッターでエゴサーチしていたのですが(笑)、結構好意的な意見が多くて安心しています。友だちとかも「良かったよ」って言ってくれたりして、嬉しいですね。

―撮影中の神木さんは、どんな感じですか?
監督:このままですね。ビックリするくらいこのままで、ニュートラルというか…。大変なシーンの前とかも、普通の顔で「監督、どうします?」って、ちょっとニヤニヤしながら。本当に素のままで、そしてしれっとやって、しれっとOKみたいな。 神木:現場の「本番、ヨーイ」という瞬間に凄く気合が入るんですよ。スタートのパチンという音から自分の中で役に入って、終わったら戻るという感じです。音でスイッチが入っている気がします。だから多分本番前までニヤニヤしているんでしょうね(笑)。

―神木さんは撮影中に苦労したシーンはありますか?
神木:将棋会館に向かって歩くシーンですね。なぜかというと、そのシーンは零の日常なんです。僕らが日常歩いている時ってどこを見ようとか考えて歩いていないですよね。車とか、すれ違う人とか、無意識に目で追ってしまうじゃないですか。それをいざ芝居で演じるとなると、いったい彼はどこを見ているのか?行き来しなれた風景をどう見ているのか?はたまた、見ていないのか?とすごく悩みました。

―監督が撮影していて楽しかったシーンは?
監督:この映画は僕らのすぐ隣に住んでいる人たちの暮らしや日常を描いています。ある意味、神木隆之介という若くしてプロになった俳優と、若くしてプロになった棋士がどこかで重なるんじゃないかという、勝手な想定と思い込みのもと、神木隆之介のドキュメンタリーと思って撮っていました(笑)。それに、この作品は将棋の闘いだけでなく、川本家の豊かで美味しそうな食卓もあるし、四季折々の風景もあるし、魅力的なたくさんのキャラクターも登場する豊かで多様な物語なので、撮影すべてが楽しかったですね。

―ぼくりりさんが好きなシーンはありますか?
ぼくりり:予告編にもありましたが、神木さん演じる桐山が街中を走った後に思いっきり叫ぶシーンがあるんです。最初に観た時にとても印象的で、そこからインスピレーションを受けて曲を作ったので、その辺を注目して観ていただけたら面白いのではと思います。

―将棋を指す姿が格好良かったです。どのくらい練習をされましたか?
神木:僕はプロの棋士の方に3ヵ月くらい本格的にレッスンを受けましたが、難しかったです。本当にただひたすら指して、指して、という練習でしたね。でも途中から戦法や囲い方を習って、実際に対局もしていただきました。棋士の方たちは小さい頃から駒に触れているので、僕らがペンや箸を持つような感覚で駒を指すんですよ。それを演じるというのは本当に難しかったですね。

―対局シーンも見どころですね、駒を指す音などこだわられたのですか?
監督:俳優部はクランクインするころには、プロの棋士からみても恥じないというレベルまで指し方が出来ていました。映像が仕上がった後、ためしに俳優部が実際に指した将棋の駒の音を一回全部プロの音と入れ替えてみたら表情が出なかったんですね。やっぱり俳優部は指す時の瞬間も芝居をしているんです。駒をパチっと置くのか、ピシッと置くのか、音も立てずに置くのかとか、すごく表情があるんですよね。指し方一つ一つが芝居のひとつになっているから、音を入れ替えると芝居が台無しになってしまうことに気づいて、全部戻して、その音をひとつひとつ特徴づける編集を行いました。

―最後に一言お願いします。
神木:自信をもって、僕らの代表作だと言える作品になっていますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

information

映画「3月のライオン 後編」

◯絶賛公開中

写真
©2017映画『3月のライオン』製作委員会

羽海野チカの大ヒットコミックを「るろうに剣心」シリーズでもタッグを組んだ大友啓史監督&神木隆之介主演で実写映画化する2部作の後編。川本3姉妹との出会いから1年が経ち、彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で、今年も獅子王戦トーナメントが始まる。さらに川本家に3姉妹を捨てた父親が突然現れ、不穏な空気が漂い始める。
監督:大友啓史
出演:神木隆之介、有村架純、倉科カナ、
染谷将太、豊川悦司
配給:東宝=アスミック・エース

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