今月のワクドキ InterviewVol.7

溝端淳平

溝端淳平

溝端淳平
1989年6月14日生まれ。2006年、「第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得しデビュー。2007年「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(フジテレビ系)で注目され、翌年には「ハチワンダイバー」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たし、その後は数々の作品で活躍。10月24日には映画「ボクは坊さん。」が公開。また、12月6日からは舞台「レミング~世界の果てまで連れって~」が公演。

―寺山修司作品、音楽劇「レミング〜世界の涯まで連れてって〜」にタロ役で出演されますが、出演が決定されたときの気持ちをお聞かせください。

 本当に形にしていただけるんだっていう喜びが大きいですね。CDにしようと思ってやってたわけではないので。番組が終わってしまったのにCDになるっていうのはものすごいことだと思いますし、大変光栄です。

―寺山作品に出演されるのは初めてだそうですが、どういった印象をお持ちですか?

 あくまで僕の主観ですが、寺山作品にしかない世界観で人のイマジネーションを刺激して挑発するような言葉だったり、破滅的ではあるもののどこか生命を感じるところに特徴があるように思います。

―今回、2013年の初演時に高い評価を得た「レミング」が、溝端さんを始め新たなキャストでスケールアップして上演されます。新しい「レミング」に向けての意気込みをお願いします。

 寺山作品は観る人のイマジネーションによって大きく変動すると思います。だからいつの時代も新鮮であり続けられると思うし、ずっと色褪せないんだと思います。今の僕らにしかできない「レミング」を皆さんに届けられたらと思います!

―維新派・松本雄吉演出という点でも注目度の高い舞台ですが、松本さんの印象を教えてください。

 松本さんにはじめてお会いするまで、正直怖い人だと勝手に思ってました(笑)。でもお会いすると同じ関西出身ということもあり、凄く気さくに話して下さり、寺山作品に挑む!とガチガチになっていた僕や時生くんの心を和らげてくれました。まだ稽古ははじまっていませんが、枠に囚われない松本さんの演出を受けるのが楽しみです。

―共演者の皆さんも注目度、実力ともに高い俳優陣揃いですね。共演者の方の印象はいかがですか?

 時生くんとは3回目の共演です。同い年で気になる存在ですし、僕にないものを沢山持っている俳優さんだと思います。今回また舞台で共演できて嬉しいです。麿さんはいろんな時代を知ってらっしゃる方なんだろうなと思うので、学ぶべきところや吸収できるところがいっぱいあります。少しでもいろいろなことを稽古場から吸収していきたいですね。

―「言葉の錬金術士」と呼ばれる寺山修司さんですが、「レミング」のセリフの中で特に好きな言葉や印象深い言葉はありますか?

 『はじめに在ったように在り、そしていつまでも在りつづける』なんだか分かりませんが好きです。

―覚える台詞の量も膨大だと思いますが、溝端さんは普段、どうやって台詞を覚えていますか?

 ひたすら読み、ひたすら音読します。近道なんてないです。大変ですし辛いですが、とにかく覚えようとする量と数次第だと思います。

―舞台で役を演じている中で、一番苦労すること、難しいなと思うことは何ですか?

 映像のようにカメラワークもなければ、音声さんが音を拾ってくれることもない。常に全身でお芝居をして、映像でいうズームやカットバックを自分の動きでやらなきゃいけないので、難しくないところがないと思います。心技体全部が要求されると思います!

―では逆に、舞台ならではの楽しみややりがいは何ですか?

 お客さんの生の反応が見れますし、同じ戯曲で同じ台詞でも、稽古から本番までに毎日新しい発見があることです。生のliveっていう緊張感と終えたあとの脱力感が凄く生きてるって実感します。

―溝端さんにとっての「舞台」とは何ですか?具体的にお聞かせください。

 舞台です(笑)今のところは。これから何なのかを見つけていきたいですね。

―弊誌Nasseは北九州・福岡・熊本の3支社があるのですが、溝端さんにとって九州とはどんな土地ですか?また九州で好きなスポットや食べ物はなんですか?

 食べものが美味しくて人がみんな粋なイメージです。博多の屋台に行ったことないので行ってみたいですね。

―舞台のみならず、映画やドラマ、声優など多方面でご活躍中の溝端さんですが、今後の目標ややりたいことは何ですか?

 今年はシェイクスピアで女役をやったり、今回寺山作品に挑戦したりとはじめてのチャレンジが多かったのですが、これからも今までやったことのないことに挑戦し続けたいです。

―では最後に読者の皆さんへのメッセージを!

 寺山修司作品も松本さんの演出も初めてですが、僕自身にとって新しいチャレンジだと思っています。素晴らしいキャストの皆さんに囲まれながら、一日一日を大切に、稽古場から楽しんでやっていきたいと思います。ぜひ生で寺山修司の世界観を体験していただきたいですね。劇場でお待ちしております。

私のワクドキ教えます!

間違いなく舞台の上に立っているときです。
これ以上のことはやっぱりないですね。

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